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スコットランドFAQ – 5のおまけ

そういえば、数年前に鉄道でウェストハイランドのモーラー(Morar)に行った時の事。
グラスゴーからモーラーまでの長い道中で、近くに座っていた若いカップルが、おもむろに取り出したのはValvona & Crollaの袋。エディンバラの有名なデリカテッセンです。私たちと同じく、エディンバラから来ていたのでしょう。袋の中から出てきたのはおいしそうなバゲット、スモークサーモン、クリームチーズ、生ハム、サラダ、そしてシャンパンのボトルとプラスチックカップ。2人は列車の座席でおもむろにサンドイッチを作り、シャンパン片手に優雅な車中食を始めたのでした。あれ、おいしそうだったなあ。こちらはグラスゴーの駅の売店で買い込んだサンドイッチをかじりながらじろじろ眺めるばかりでした。

いっそデリとかでいろいろ買って食べる、というのもありかもしれません。Valvona & Crollaの他、Peckham’s(こちらはグラスゴー・エディンバラに数店あり)もなかなかおいしそうなものを売ってます。有名どころのほかにも小さなデリなどあちこちにあります。また、パン屋さんなどでもけっこうおいしいところがいろいろあるので使えそう。

スコットランドFAQ – 5

スコットランドFAQを続けます。
なお、スコットランドFAQに掲載してほしい質問がありましたら、質問募集の投稿にコメントとして送ってください。お待ちしています!

スコットランドの水は飲めますか。

水道水を飲んでも大丈夫です。軟水なので日本人にも違和感はないと思います。地域によっては水道水がとてもおいしいところもあります(水源がいい)ので試してみてください。なお、ハイランドや離島に行くと、水道水が茶色く濁っていてびっくりすることがありますが、錆や泥ではありません。泥炭地質なので水が泥炭を透過する際に色がついてしまうのです。清流の水もこの色です。スコッチウィスキーづくりに使われる水でもあり、水質には問題ありませんので安心してください。

スコットランドは食事がまずいと聞いたので不安です。

スコットランドでもおいしいものはおいしいのですが、当たり外れがけっこうあるのは確かでしょう。

エディンバラとグラスゴーについては、The List誌(日本の「ぴあ」やロンドンの「Time Out」のような雑誌)が年に1度別冊として”Eating & Drinking Guide”を発行していて、我が家ではこれを毎年買って外食のバイブルにしていました。レストランは料理タイプ別のカテゴリーに分類され、高級レストランだけでなく、パブの食事や博物館・劇場などのカフェ、テイクアウトの店までカバーしています。各カテゴリーについて”Hit List”というおすすめのお店のリストがついているのが便利。別冊を買うと6ポンドくらいしますが、オンライン版もあります。
http://www.list.co.uk/eating-and-drinking/

エディンバラ・グラスゴー以外の地域については、The Listの別冊にも車で気軽に行ける範囲内でいくつか掲載されてはいるものの、数が少ないです。基本的には、地元の人に聞いてみる、というのが外れクジを避けるにはいちばん確実な方法でしょう。夕食を出さないB&Bなどでは、聞けば教えてくれると思います。レストランつきのホテルだと嫌な顔されるかもしれませんが。

個人的な印象としては、

  • ショッピングセンターのセルフサービスレストランや駅のカフェなど一人で気軽に入りやすい食事処はたいていまずい
  • フィッシュ&チップスは店による当たり外れが大きいので地元の評判を聞くべき。あるいは行列になっている店を狙う(行列がない場合揚げたてでなく作り置きになっていてまずいことが多い)
  • マクドナルドは信じられないほどまずいので、どうしても国際チェーンのハンバーガーを食べたいならバーガーキングにすべき
  • インド料理・タイ料理は比較的外れが少ないと思う
  • イタリアンもまあまあいけることが多い気がする
  • スコットランドのフィッシュ&チップス店はイタリア系住民が経営していることが多く、ピザもやっている場合がある。そういう店のピザはわりとおいしいことが多い
  • 中華はけっこう外れがある(特にtakeaway)
  • ケーキ(生菓子)類は外れが多い。スコーンやパウンドケーキなどの焼き菓子の方がおいしい
  • スコットランドの日本料理には期待しない方がいい

スコットランドFAQ – 4

スコットランドFAQを続けます。
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スコットランド旅行でお奨めの行き先は?

どんなものに興味があるのか、スコットランドの何が魅力で行くのかによってもちろん違ってきます。
また、私が行ったことがない場所も多いので、スコットランド全土をくまなく旅した結論としてこれをお奨めする!というようなお奨めはできないのですが、以下に私にとってのお奨めを挙げてみます。

エディンバラ (Edinburgh)

スコットランドの首都にして玄関口。これはやっぱりはずせないでしょう。私自身エディンバラの住民だったわけですが、住民から見てもエディンバラは魅力的な町です。首都といっても小さな町なので、中世から続くオールド・タウンと、18世紀の都市計画によって誕生したニュータウン、ふたつの町並みのコントラストを徒歩で歩き回って感じてみてください。8月のフェスティバルシーズンには国内外から観光客が大挙して訪れ、宿を取るのが非常に難しくなります。この時期の訪問を考えている方、宿の確保はお早めに。

スターリング (Stirling)

ここも私が住んでいた町、スコットランドでの最初の1年を過ごした町でもあるので特別な愛着がありますが、それを抜きにしても魅力のある歴史の街です。エディンバラをふた回りくらい小さくしたようなイメージですが、お城はこの町の方が魅力的だと個人的には思っています。スコットランド情報ドットコムのホームページの方に、以前書いたスターリング観光案内コンテンツがありますので、訪問される方はぜひ参考にしてください。

セント・アンドリューズ (St Andrews)

言わずと知れたゴルフの聖地で、ゴルフ好きならもちろん必ず訪れたい町ですが、ゴルフになんか興味ないという人にもお奨めしたい魅力のある町です。エディンバラからは日帰りで手軽に行ける距離ですが、ファイフの海岸沿いの小さな町や村を回りながらの1泊旅行として行くのも良さそう。

トロサックスとメンティース湖 (The Trossachs and Lake of Menteith)

ハイランドに行かずに手軽にハイランド気分を楽しめるのが、2002年に国立公園になったトロサックスエリア。エディンバラ、スターリング、グラスゴーから日帰りで手軽に行ける距離です。観光客に人気のハイランド牛は、ハイランドよりもトロサックスの方がたくさんいる気がする・・・。トロサックスと言えばアバフォイルあたりからカトリン湖を中心としたエリアですが、寄り道できるならメンティース湖もお奨め。スコットランドで唯一ロッホ(Loch)ではなくレーク(Lake)という呼称がついているこの湖、中に浮かぶ小島にボートが出ていて、教会の廃墟を見ることができます。

ローモンド湖 (Loch Lomond)

歌にも歌われるローモンド湖は、表面積ではスコットランド最大の湖(水量ではネス湖に次いで2位)。グラスゴーからドライブに行くのに手ごろな距離なので、天気のいい日には、西側(ダンバートン側)の道は車で大渋滞します。私のおすすめは湖岸東側(スターリング側)。西側と比べて道路がよくないのですが、その分手つかずな自然が感じられ、のどかさを楽しめます。車道は途中で終わってしまいますが、歩道が続いています。

ダンケルド (Dunkeld)

スコットランドの中央部でハイランドの玄関口とも言えるパースシャーは、スコットランドの魅力が詰まったエリア。「歴史のある町・エリア」はスコットランド中にたくさんありますが、ここの歴史はピクト人時代までさかのぼり、中世の町エディンバラやスターリングとは違う顔を持っています。ダンケルドの町の中心にある大聖堂も見どころですが、この町に来たらぜひウォーキングにトライしてください。川沿いのコース、森の中に入っていくコースなどたくさんのウォーキングコースが設定されていて、ウォーキングマップ(インフォメで入手)を見ながら標識を辿っていくだけでパースシャーの自然が満喫できます。お奨めはHermitageコース。

オークニー諸島 (Orkney Islands)

スコットランド本土の北に位置するオークニー諸島は、15世紀にスコットランド領になりましたがそれまではノルウェー領で、バイキング時代の伝統が今も残っている土地です。また、石器時代の遺跡がたくさんあり、考古学好きにも魅力的なエリア。私はオークニー本島しか行っていませんが、オークニーは大小あわせて70以上の島々から成り、そのうち20ほどが有人島。時間に余裕があるなら、本島以外の島々も訪れてみてください。

アイオナ島 (Isle of Iona)

スコットランドの心のふるさとアイオナ島は、スコットランドの西海岸沖、インナーヘブリディーズ諸島のひとつで、マル島の近くにあります。スコットランドにキリスト教を伝えた聖コルンバが最初に僧院を開いた土地で、ケルト的キリスト教の歴史が色濃く残るこの島には、今も各地から人々が集まり、キリスト教に根ざした「アイオナ・コミュニティ」の活動に参加しています。また、僧院の墓地には代々のスコットランド王が眠っています。小さな島ですが、不思議と心にしみる風景があります。

グレンコー (Glen Coe)

道がいいのでスコットランド南部からでも車で比較的簡単に行くことができるハイランド名所。レンタカー無しの旅ならグラスゴーからバスがあります。悲惨な殺戮の場となった悲劇の地でもありますが、ハイランドの美しい自然を存分に楽しめます。ウォーキングのメッカですが、本格登山や、冬にはスキーもできます。

アロウェー (Alloway)

スコットランド南部は全体に車がないと行きにくい場所が多く、私は行っていないところが多いのですが、なぜか何度も訪れているのがロバート・バーンズの故郷アロウェー村。グラスゴーから鉄道とバスを乗り継いで行くことができます。バーンズが書いた詩「タム・オ・シャンター」に出てくる風景が、そっくりそのまま残っています。

その他番外編

・グラスゴー (Glasgow)

中村のセルティック移籍以来、訪れる日本人も増えたというグラスゴー。昔は重工業の町で、工業撤退とともに沈滞していた町ですが、近年の努力でおしゃれなショッピングのメッカとして大変身を遂げつつあります。意外と(?)見どころもいろいろあるし、下町気性のグラスゴーっ子をピープルウォッチングするのも一興?

・スカイ島 (Isle of Skye)

ダンナに「スコットランドでお奨めのところを3つ挙げてみて」と聞いたら、エディンバラ、ダンケルドと並んで出てきたのがスカイ島。実は私この島とは相性が悪くて(私が近づくと天気が大荒れになる)未だにまともに見て回ることができていないんですが、西ハイランドの魅力が詰まった島(だそう)です。

・メルローズ (Melrose)

私は行ったことないんでコメントできないんですが(すいません)、スコットランド南部の名所のひとつ(だそう)です。ボーダー地方には有名な寺院(Abbey)が点在しており、メルローズ寺院は中でも必見(だそう)。また、時間があるならドライブ、サイクリング、ウォーキングなどによる寺院巡りにもトライしてください。

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