Archive for the 'Trips around Japan' Category

ポストGW旅行

ゴールデンウィークは東京でサルサ漬けを満喫し、GWが明けた5月11日に夫婦で旅行してきました。ダンナは大学教員で現在研究休暇中、こっちは不況で仕事が閑古鳥の自由業ということで、時間の融通が利くのがいいところ。

旅行に行った先はこちら。ギリシアのサントリーニ島です。
Villa SantoriniVilla SantoriniVilla SantoriniVilla SantoriniVilla Santorini
・・・ギリシア・エーゲ海の島にしちゃ背景の緑が妙に鬱蒼としてるんじゃない?と思ったあなたは南欧通。

あるいは四国通。

実は高知県の宇佐というところにある宿、ヴィラ・サントリーニでした。
土佐っ子マイミクTさんご紹介のホテルですが、宿の建物も海の眺めもまさにサントリーニに来たようでした。ダンナはギリシアに6年住んでいたことがあり、サントリーニは婚約した時に旅行した思い出の地なのです。羽田から高知竜馬空港に飛行機で1時間15分。空港から30分のバスで高知駅に行き、そこからまたバスに乗ること1時間。終点の停留所からは宿の送迎バスで8分。手軽にギリシア気分が味わえます。夕食はフレンチのフルコースですが(おいしかった)、お昼にはギリシア料理も出すそうです。

翌日は9時半に宿を出発し、バスで朝倉駅へ。そこから電車で終点・中村駅に行きました。終点に着く頃、突然アニメ声のアナウンスが。

「今日はアンパンマン列車にお乗りいただき、ありがとうございます!」

アンパンマン列車
・・・べつにアンパンマン列車に乗ったつもりはなく、単に朝倉に停車する中村行き特急がこの時間たまたまこれしかなかっただけなんだけど。やなせたかしって高知出身なんですね。知らなかった。高知駅でもアンパンマングッズをたくさん売ってました。

中村駅からはタクシーで四万十川沿いの宿、四万十inリバーサイドへ。ここでは2泊して、1日たっぷり四万十川を満喫。

予土線に乗って上流の方を見たい、というダンナの希望は、今の時期トロッコ電車走ってないから普通のローカル電車だし、帰りは延々ローカルバスになるし、もうさんざんバスも電車も乗ったからヤダと却下し、代わりに「四万十川沿いサイクリング」と「屋形舟」にしようと強引に押し切りました。
四万十川四万十川四万十川
夫婦ふたりとも、実は前回自転車に乗ったのは大学生時代。駅前の観光案内所兼レンタサイクルショップからふらふらよろよろと自転車を漕ぎ出す姿にお店の人は内心ひやひやしていたのではないかと思いますが(こっちもひやひやした)、市内を出て川べりの道に入ると開放感たっぷりでハンドルも落ち着き、佐田と三里の沈下橋までのサイクリングを楽しみました。体が覚えてるってホントですねー。ひと安心でした。暑い日になりましたが自転車だと風が気持ちいいので気になりませんでした。

佐田の沈下橋の近くで昼食を取ったあと屋形舟に乗船。船着き場には団体さんがすでに待っていて、このグループと一緒だとうるさいなーとダンナは不機嫌顔でしたが、時間になってみると向こうは専用の舟が出て、こちらは乗ってみると夫婦ふたりと船頭さんだけの貸切状態。舟から見る四万十川は視線が水面すれすれで、上の道や沈下橋から見下ろした時とはまた違う眺めが面白かったです。
四万十川四万十川

ちょうど蛍が飛び始めたということで、夜には宿の裏山の藪で蛍が瞬いているのを見ることもできました。

3泊4日の旅の終わりは早めに高知市内に戻って(今回はアンパンマン号ではなく普通の特急南風)、高知城を見学。それからお昼は土佐料理のお店で「ミニ皿鉢」という2人前サイズの皿鉢料理を食べ、5時の飛行機で羽田に戻りました。

初めての高知、初めての四国でしたが、ぜひまたできたらもっと長めの日程で行きたいなあと思いました。

日帰りで大洗

ダンナが美容院で散髪に行った帰り、聞いてきた。
「水戸の近くのオーアライってところ、知ってる?」

知ってる。
成田空港から水戸にバスで行くと、途中大洗ICで停車する。
数ヶ月前にはこれを利用して、ダンナを見送った後実家に戻る途中にここで降りて回転寿司食べて日帰り温泉に入った。

知ってると答えると、ダンナが言う。
「美容師の人が、今度彼女とその大洗っていうところにあんこう食べに行くんだってさ」

そうそう、茨城の冬の味覚といえば何といってもあんこう。何年か前に五浦(いずら)温泉に行った時に「あんこう尽くし」を食べた。

「俺たちもあんこう食べに行こうよ」

おお、そう来たか。
が、ダンナはその美容師さんがあんこうを大洗のなんという店に食べに行くのかまでは聞いていなかった。私自身、大洗で食べたところがある場所といったら前述の回転寿司だけだから、あんこうのおいしい店は知らない。で、魚市場の回転寿司がおいしかった話をしたら、「じゃあお昼に軽く回転寿司食べて、夜にあんこう食べよう」ということになった。
そこで水戸の両親とも打ち合わせたが、両親が大洗に来るとなると車になるから父が飲めない。というわけで、大洗は回転寿司であんこうは水戸、ということに決まった。

というわけで、大洗。

月曜朝、9時前に家を出て、日比谷線で上野に向かい、JRに乗り換える。10時の特急スーパーひたち乗車が目標だったが、早めに駅に着いたので、9時半のフレッシュひたちがまだプラットフォームで待っていたところに飛び乗った。水戸着は10時47分。私が子供の頃は常磐線は各駅停車しかなかったので、電車で水戸に行くとえらく時間がかかったが(ちなみに当時は自動車道も整備が進んでいなかったので、車で行ってもやっぱり時間がかかった)、今では特急で1時間ちょっとで着いてしまうからすごい。水戸駅で鹿島臨海鉄道大洗鹿島線に乗り換える。JRではないから一度改札を出なくてはならないのかと思っていたが、出ずにそのまま乗り換えることができるようだ。ちょうど待っていた電車に乗ってみて理由がわかった。まるでバスみたいに車内に料金箱がある単線ローカル電車なのだった。無人駅対応で、切符がなくても現金で乗車できるのだ。袋田の滝に行くJR水郡線もこれは同じだ。

大洗駅は有人なので、車内の料金箱は利用することなく終わったが、改札で係員に現金で料金を払って出ることができる。が、改札に至る前にダンナの足が止まる。プラットフォームを降りて改札に向かう通路に、フクロウの剥製が飾ってあったのだ。ダンナは子供の頃に父親の指導で野鳥観察を覚えたバードウォッチャーだ。今回の旅もしっかり双眼鏡持参で来ている。剥製の観察には双眼鏡はいらないが、最近買ったばかりの一眼レフカメラも持参しているので、さっそく写真撮影が始まる。この通路、剥製を置いたテーブルの下には木のベンチが置かれ、ていねいなことに座布団まで並べられている。待合室代わりなのだろうか?さらには駅でレンタサイクルも併営しているようで、この通路はレンタサイクルの自転車置き場プラス申込み書記入エリアもかねているのだった。
大洗駅

写真撮影してトイレに行って、改札を出たのは下車20分ほど経った後になった。駅は町の中なので、地図を頼りに海の方角に向かう。目指す回転寿司屋にたどり着いた時にはもう11時半頃になっていた。おなかも空いたし、まっすぐお店に入る。

回転寿司
この回転寿司屋は、大洗漁港の市場前にある「お魚天国」という施設の一角に入っている。隣は鮮魚や魚介加工品、その他海産物、さらには産直農産物などを売るお店。そしてその前には焼きイカ、焼きウニ、焼き牡蠣、焼きハマグリ等の屋台が並ぶ。アンコウ汁もある。そっちもおいしそうだが、通り過ぎて回転寿司の店内へ。
私たちが入ったときは、他には1人しか客がいなかったが、たぶん開店直後だったようで、まだコンベヤベルトには値札の皿しか流れていない。が、座って注文を始めるうちにもどんどん人が入ってきた。平日でもけっこうにぎわっている。

ひかり三貫盛り
漁港に面した回転寿司屋だけあって、ネタは新鮮で素直においしい。そして、シャリが小さめなのでたくさん食べられる。値段もお手ごろなのでたくさん食べてしまう。
はっと気づくと、「昼は軽く回転寿司を食べて夜にあんこう」の予定だったのが、2人の前に皿14枚。しかもこの皿、3貫盛りになっていたものもあったからけっこうがっつり食べている。ちなみにこの板前おすすめ品の3種3貫盛り、いろいろありますがどれもおすすめですよ。
満腹

腹ごしらえが済んだところで、大洗海岸を散策。まず目指したのは展望台がある「マリンタワー」。マリンタワーの前の公園にはステージ状に舗装されたエリアがあったが、何に使うんだろうか。夏には海水浴で賑わう大洗も、シーズンオフの平日とあって静かなもの。タワー内に初めて入ったが、2階のカフェは休業。展望台からは大洗の町並みの向こうに筑波山、そしてその向こうの南アルプスの山並みが見える。手元の案内図と眺めを見比べたダンナは「あれが富士山だな」などと言うが、この午後の霞じゃさすがに富士山は見えないでしょ。第一あれ、富士山の形してないし、今ならまだ頂上に積もってるはずの雪もないし。しかし「あれは筑波山」と言う私に対し、彼は「いや、あっちが筑波山でこれは富士山」と譲らない。まあいいんだけどね。展望台の反対側に行くと、大洗ビーチから海岸線がずーっと続いているのが見える。それが水平線にかすむあたりになにやらぴょこぴょこと頭を突き出しているのが鹿島コンビナートだそう。その向こうは犬吠埼、と案内図にはあるが、かすんでいて見えない。こういう展望台には、晴れた冬の朝に来るのがいいんでしょうね、とそういえば都庁でも思ったなあ。
マリンタワー

マリンタワーのあとはビーチを目指す。途中にショッピングモールみたいなものがあった。大洗リゾートアウトレットというらしい。わりと新しそうな施設だ。中庭を囲む回廊式の建物は、地中海をイメージしたようなデザイン。それともアメリカ西海岸か? 
アウトレット
それを通り過ぎると、大洗わくわく科学館。奇抜な形と色は子供向けを想定した施設なのだろう。よく見ると、日本原子力研究開発機構の運営だとある。そうダンナに説明すると「『放射能は楽しいね!』とかいう展示やってんのかなー」などと笑う。が、確認に中に入ることはせず、ビーチに向かった。夏には賑わう大洗ビーチもオフシーズンの平日では閑散としているだろうと思ったら、意外とそれでも波と戯れる人、犬と散歩する人、子供づれ、サーファーなど予想よりも人は多かった。このあたりはハマグリの保護区だそうだが、潮の引いた砂浜には貝殻がそこらじゅうに落ちている。私は砂浜に貝殻の桜をつくって遊び、ダンナはカメラを双眼鏡に持ち替えて鳥を眺める。子供の頃から父親に野鳥観察を教えられて育ったバードウォッチャーなので、イギリスとは違う種類の野鳥も多い日本でのバードウォッチングが楽しいらしい。「あれはlittle ringed ploverという鳥」などと教えてくれる。私には足のひょろ長いスズメにしか見えないが、チドリの一種らしい。動き方がスズメとは違う。そういや浜といえば千鳥っていうよね。ヒバリのさえずりが聞こえる。ヒバリは英国では数が激減しているらしく、ヒバリの歌を聞くことも減っているそうでダンナはうれしそうに双眼鏡で空のヒバリの姿を探していた。のどかな午後だが、だんだん日が落ちてくるにつれて風が冷たくなってきた。水戸駅で両親と待ち合わせすることになっていて、大洗鹿島線は単線のローカル線なので本数は多くないから、電車に間に合うように早めに大洗駅に戻った。田んぼを抜けるルートを走る線路は高架になっている。全線高架で線路を引くのはかなり大変な工事だろうになぜかなあ?とダンナが聞く。私も知らない。

日帰りで東京に戻るということで、夕食は早めに予約してあった。水戸駅でコーヒーを飲んでから両親と落ち合い、南口のホテルテラスザガーデン水戸へ。ここの1階の「わさびの花」という居酒屋に入る。ここは全室個室になっていて話がしやすく、料理もけっこうおいしいので、友人が訪ねてきたときなどに両親がよく利用しているらしい。3月の終わりまではあんこう鍋もやっているということで、滑り込みセーフであんこう鍋を予約した。
4人での食事だが、前述の五浦温泉のあんこう尽くしで「あんこう鍋なんてそんなにおいしいもんじゃないよね」との結論に達していた母の案で鍋は3人前でお願いし、他にもいろいろ母のすすめるままに注文してみた。
あんこう鍋と和牛の石焼き
写真は左があんこう鍋、そして右があんこうが煮えるのを待つ間に食べた和牛の石焼き。さっぱりしたたれにつけて食べるが美味だった。そしてあんこう鍋がこちら。
iあんこう鍋
これが予想を裏切るおいしさだった。五浦で食べたあんこう鍋は味付けが濃くてあんこうの味も何もわからなかったが、こちらは薄味のだしであんこうと野菜、豆腐などを煮る。この味加減がちょうどよかった。チェーン居酒屋だと思ってなめちゃいけませんね。いや驚き。しっかり食べて、お酒も飲んで満足したところで、スーパーひたちで東京に戻りました。

箱根1泊2日

12月21日(日)。
ダンナの誕生日です。

というわけで、誕生日祝いに2人で箱根に温泉旅行に行ってきました。温泉というとダンナには新婚旅行のときに行った奥飛騨の温泉のイメージが強いのですが、さすがに奥飛騨まで行くとなると大変なので、今回は近場で。東京から近場といったらやっぱ箱根でしょ、ということで行き先は決定。箱根17湯と言われる大温泉地、選択肢は無数です。・・・が、ダンナは大浴場が大嫌い。見ず知らずの他人と一緒の風呂に入ってじろじろ眺められるなんてちっとも面白くないから妻と2人で入れる温泉じゃなきゃヤダ、ということになると、一気に選択肢は縮小し、予算は上昇します。

ところが、調べてみるとあるんですね、やたらと安い価格で憧れの露天風呂付き客室に泊まれるところが。半信半疑で口コミ情報を見ても、意外に評判は良さそうです。誕生祝いなんだからここまで安くなくてもいいよなあと思い、その上の価格帯の宿の露天風呂付き客室もチェックすると、こちらはほとんど「客室の露天風呂は温泉ではありません」の注意書き付き。天然温泉の露天風呂付き客室となると、この格安宿かめちゃ高い宿かのどちらかに限られてしまうのです。というわけで、格安宿の方に決定。予約金を払い、ロマンスカー指定席券と箱根フリーパスを購入し、いざ出発となりました。

宿は強羅一の湯。箱根湯本から登山電車の終点強羅駅に向かいました。一の湯グループは箱根のあちこちに比較的小規模の温泉宿を格安料金で展開しているチェーン。強羅一の湯はもともとは保養所だった施設を温泉ホテルに転用したもので、強羅の駅から坂を10分ほど上がったところにある保養所エリアにありました。中に入ってチェックインし、説明を受ける間に、どうやらこの宿の安さの秘密がわかってきました。仲居さんがいないのです。チェックインの際に見た従業員は受付係の人だけ。荷物を運んでくれたり部屋に案内したりする人もいないし、食事はダイニングルーム提供、布団敷きもセルフサービス。受付係と料理担当、給仕数名に清掃係しか従業員がいないとなれば、人件費は相当節約できるはず。こちらとしては布団敷きを自分でやるのは気にならないし、放っておかれるのはむしろ歓迎です。部屋は広々としてきれいだし、お茶やお茶菓子の用意はちゃんとあるし、布団もシーツはかけてあるし、文句はありません。

宿に入ったのは3時ごろだったので、荷物を置いたあとは、登山電車でひと駅の彫刻の森美術館に行きました。屋内展示も見ましたが、ピカソ館などもどうもいまいちで、やっぱりここは屋外展示がいいですね。地形をうまく利用した展示レイアウトで、歩いていて楽しいです。ヘンリー・ムーアが有名ですが、私たちが気に入ったのは知らない作品ばかりでした。場内には足湯もあり、冬至ということでゆず湯。寒かったのでこれはありがたいサービスでした。閉館間際に出て宿に戻りました。

ダンナは夕食前にちょっと昼寝したいというので、私は早速大浴場へ。部屋のお風呂と大浴場は違うお湯を引いているとのことなので、ここはやっぱり両方チェックです。大浴場のお湯はちょっと濁っていて硫黄の匂いがかすかにします。大浴場といっても実際にはかなり小さめで、おまけに露天風呂はなく内湯のみ。この宿に泊まるなら、絶対露天風呂付き客室がお奨めです。

さっさとお風呂を済ませ、夕食の時間にダイニングルームへ。安い宿ということで食事が不安だったのですが、心配は無用でした。基本プランだと量は温泉宿としては少なめな感じですが(グレードアップすればお刺身がつく)、追加を頼んでボリュームアップすることもできます。メインは豚しゃぶで、他の料理も熱いものは熱々の出来立てで供されるし、どれもおいしくて満足でした。
食べている途中、ダンナが一言、「ここ、いい床だな」
下を見ると、板張りの床です。
「けっこう広いし」
サルサやる人が考えることと言えば当然、
「サルサパーティできるよね、これ」
「温泉サルサパーティって誰かやったことないのかな」とダンナ。
「どうかなあ。サルサチームとかで温泉慰安旅行ってのはよくあるみたいだけど」と私。
「けっこう受けると思うんだよねー、一晩中踊り明かして、温泉入り放題。スコットランドで1泊つきサルサイベントやった時はホステル泊だったけど、こういう宿なら最高だよ」
「ここ安いしね」
「宿を借り切っちゃえば他の客が文句言う心配もないし。貸切だといくらぐらいかかるのかな」
「でもここの宿、部屋数少ないよ。各部屋5~6人入れたとしても、10室しかないんじゃパーティの規模としてはいまいちだなー」
「でも、宿泊は他の宿に分散して泊まってパーティは一箇所に来ればいいじゃん」
「そうか、ここのチェーンの別宿に入れれば、どこも安いし」
「そもそもオールナイトのパーティなら泊まる必要もないじゃん。踊り明かして始発で東京に帰ればいい」
「宿泊チケットと日帰り温泉チケットの2種類から選べるようにすればいいね」
「誰かもうひとりDJに参加してもらって企画できないかなー。絶対いいアイデアだと思うんだけど」
そんな話をしながらしゃぶしゃぶを堪能しました。食事後はお茶を飲んでから部屋の露天風呂へ。こちらは単純泉です。外はけっこう風が強くて寒いのでお湯がぬるいと寒いなあと心配していましたが、寒風何のそのの熱いお風呂でした。西洋人のダンナにはちょっと熱すぎたくらい。茹でダコになるまで浸かってから早めに寝ました。

翌日は飛び石連休中日の月曜日。朝もう一度露天風呂に入ってからチェックアウトしました。しゃぶしゃぶの肉追加にお酒類など全部ひっくるめて2人1泊合計たった30,824円。部屋露天を楽しむなら、ここ断然お奨めですよ。

今日の予定はケーブルカー、ロープウェーを乗り継いで桃源台に行き、湖尻で昼食というつもりだったのですが、ロープウェーは強風のため運休。仕方ないので強羅からバスを乗り継いで桃源台に行きました(おかげで仙石原のススキ野を見ることができたけど)。昼食の予約時間までまだ2時間ほどあります。そこで海賊船で芦ノ湖一周してみました。下船するとランチの予約に遅れてしまうので、杉並木も関所跡も船上から見るだけ。元箱根から芦ノ湖をはさんで見る富士山は絶景のはずなのですが、曇っていて富士山は裾野の部分がちょっと見えただけです。まあそれでも時間はつぶせたので(寒かったけど)、また桃源台に戻るとお昼にしました。

ランチの予約をしてあったのは、オーベルジュ オー・ミラドー。宿の食事がどんなものか不安だったのと、記念日はやっぱりフレンチがいいよねということで、「箱根+フレンチ」を検索したら出てきたのでここを予約しておいたのですが、実は有名シェフが経営する日本のオーベルジュの草分けなんだそうで。さすがにすばらしい料理でした。Bコース(魚と肉両方出るコース)を頼んでシャンパンで乾杯し、ワインをボトルで頼んだら、〆て2人で合計31,000円ちょっとになりました。まあ食事の内容は文句なしだし、宿が安かったからいいとしましょう。

食事の後は来た道をバスで戻ろうかとも思いましたが、せっかくだから大涌谷経由のバスで早雲山に行き、ケーブルカーで戻ることにしました。このバスはフリーパスが使えないのですが、まあ仕方ない。車窓から外を眺めていると、雲が少し晴れたらしく、雪をかぶった富士山が見えました。良かった富士山も見れたしと喜んでいると、ダンナが「あれ、ロープウェー、走ってるよ」と言います。どうやら私たちが昼食を食べている間に風が落ち着いて、運転を再開したらしい。それならとあわてて大涌谷でバスを下り、ロープウェーに乗りました。朝にはあきらめた大涌谷の噴煙も、ロープウェーからの雄大な富士の眺めも見ることができ、大満足で箱根湯本からロマンスカーで戻りました。途中からは雨。箱根にいるうちに降られなかったのもラッキーでした。

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