Archive for the '私の知らなかった日本' Category

私の知らなかった日本/東京散歩:都心の寺社建築

日本の寺社というと、私はこういうのとか

増上寺

増上寺

こういうのを
明治神宮

明治神宮

イメージしがちなのですが、大きな寺社は別としても、都心だとみんなこのように広大な境内に伝統建築が立ち並んでいるというわけにはいかないことも多いようです。

私が住んでいる港区は江戸時代から多くの人が住んでいた土地ということで寺社も多いのですが、ビルに囲まれて窮屈そうなものも。

うちから近い麻布十番神社です。
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さらにはこんなのも・・・。

虎ノ門の金毘羅神社です。
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まるで鳥居がビルのゲートのよう。

表の通りからは見にくいけど、よく見るとビルの奥にはちゃんと神社の本殿がありました。
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ちなみにビルは「琴平ビル」。築主が神社なんですねー。金毘羅様の不動産業?

寺社の建物自体が現代的ビル、というのもあります。

御府内八十八ケ所巡りで回った六本木の不動院はこんな建物でした。一見ただのマンション。
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正面はこうなっています。やっぱりお寺なのか・・・。
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こんなのはどうでしょうか?これでも神社。
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三田の元神明宮(天祖神社)です。表通り側から見たところ。

脇道を上がって反対側に回ると、神社自体はこっちが表なんですね。
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でもよく見ると階段の上の本殿はやっぱりコンクリート造り。

こちらも三田にあるお寺、長延寺。入り口はこうなってます。
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ただのマンションにしか見えない・・・。
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さすが都心?

追記:
ちなみにこの記事の内容は、狸穴茶房でコーヒー飲んだ後「近所をぶらっと散歩」のつもりで三田方面に向かったところで思いつき、そのまま写真撮影のため三田~虎ノ門~六本木~麻布十番という予定外の散歩になったものです。
途中お茶飲んだり買い物したりでしょっちゅう止まっていたので特に長く歩いた気はしなかったんですが、マピオンのキョリ測でチェックしてみたら家を出てから帰宅まで全長ちょうど9kmでした。寄り道が多くて六本木に戻った頃には日が落ちてしまい、不動院と麻布十番神社の写真は暗くて使えなかったので、翌日改めて撮り直しに行きました。

私の知らなかった日本・選挙

今度の日曜日は衆議院総選挙だそうで、港区のある東京1区には、解散前の現職大臣も含め8人が立候補しているらしい。町には候補者名連呼の宣伝カーが行きかっている。うるさいといえばうるさいが、我が家の周辺は某大使館が近いためもともと右翼の宣伝カーの周回ルートになっており、候補者連呼カーは音が割れて何言ってるんだかわからないほどの大音量ではないだけ良心的とも言える。

友人の中には選挙活動で足を棒にして駆け回っている人もいるというのに他人事みたいな言い方で恐縮だが、私は選挙権がないので実際に他人事なのである。それでも一応は買い物途中に候補者公示の掲示板で誰が立候補しているのか確認してみるくらいのことはした。

が、8人の候補者の所属政党のうち、私が知っていた頃の日本にもあった政党に属している人は2人しかいない。現職大臣氏の自民党と、新卒者かと思うような若者顔の(でも33歳だそう)候補者を立てている共産党。他には公明党も当時から名前の続く政党だが、連立政権に加わっているせいか候補は立てず、現職氏を推薦しているらしい。

今回の選挙のキーワードは「政権交代」だそうで、それを狙う野党第一党が民主党。もちろん東京1区でも候補を立てている。国民新党という党もこの候補を推薦しているという。というわけで、解散前の議席保有政党からの候補は3人で、残る5人は「幸福実現党」だの「スマイル党」だの「世界経済共同体党」のイエス様だのというよくわからない政党や無所属の候補。

私の知っていた日本では、野党第一党といったら社会党のことだった。だから何となく民主党というのは社会党の流れをくんでいるのかなというイメージを持っていたのだが、そういうわけではないらしくて、社民党というのが社会党を改名した党なのだそうだ。このあたりの経緯もWikipediaで読んでみたが、正直言って何がなんだかよくわからない。どうやら、一時期日本では従来政党の分裂や分離独立、新党結成などで政党数がどっと増えたことがあって、政治地図が群雄(?)割拠の戦国時代みたいな状態になっていたらしい。その後、今度は政党の収斂という流れになり、吸収だの合併だのがあって今に至っている、というのはまあわかった。だから民主党も社民党もかつての政党から分かれたたくさんの新党の血筋を取り込んでいて、これはどこの流れとは言いにくい。その辺をわかりやすく説明してくれる図はないものかと探したら、こんなのを見つけた。
http://l10.mocovideo.jp/download/1a4f5e536c3f85b2549c9195022c8c43.pdf

なるほどー・・・と言いたいが、左端にある日本新党というのもすでに私の聞いたことがない政党だ。1992年の結成だという。ついでに言えば、名前は私も記憶にある公明党も、今の党は私が知っていた公明党とはちょっと違うようで、英語名は New Komeito というのだそう。一度分裂して名前が変わって、その後また別の党と合併したときに元の名に戻したらしい。表札は同じでも所帯の構成は違うというわけだ。複雑だったのね、日本の1990年代って。

まあこれを見ると要するに、万年与党の自民党対万年野党の社会党という私の記憶にある図式はもう昔々の話であって、現在は保守の自民党と、同じく基本的には保守の民主党が二大政党として政権を争っている、ということになるようだ。ふーん、そうなのか。

そういえば、もうひとつ様変わりしていることがあった。候補者告示掲示板を見ると、「衆議院小選挙区選出議員選挙ポスター掲示場」と書いてある。いつの間にか衆議院選挙が小選挙区制になっているらしい。と思ってチェックしたら、英国国会のような単純小選挙区制ではなく、小選挙区比例代表並立制なんだそうだ。だから選挙に行くと2枚の投票用紙を渡され、片方には小選挙区候補者名、もう片方には比例代表の政党名を書く、という仕組みになっている、らしい。

スコットランド議会の選挙制度も小選挙区候補者名と政党名の2つに票を投じる仕組みなので似ているが、スコットランドの方は小選挙区比例代表並立制ではなく小選挙区比例代表併用制でちょっと違うらしい。日本式では比例代表制と小選挙区制のふたつの事実上独立した選挙が同時に行われる、というような仕組みであるのに対し、スコットランドの選挙方式では、各政党が出す名簿は「トップアップリスト」という扱いになっており、まず小選挙区制で議席を割り振った後で、最終的な議席数が比例代表制の得票率に従うようにリストから残り議席分を追加していく、という形になる。

例えば、話をわかりやすくするため、総議席数が100議席、うち半分を小選挙区で選ぶという選挙で、3つの政党A・B・Cが戦ったとする。そして、その小選挙区結果がA30議席、B15議席、C5議席となり、一方比例代表制の得票結果がA40%、B30%、C30%だったとする。

日本式の場合、残り50議席を比例代表制名簿から得票数に従ってAに20議席、Bに15議席、Cに15議席と割り振ることになる。従って総議席数の配分は、A50議席、B30議席、C20議席という結果になる。

スコットランド式の場合、比例代表制の得票率に従って総議席数を配分することが目標で、名簿はそのための追加配分に使う。従って上記の選挙結果の場合、名簿からはAに10議席、Bに15議席、Cに25議席を割り振ることで、総議席数の配分をA40議席、B30議席、C30議席にする。小選挙区制では割を食った政党Cも比例代表制では健闘したので、それを反映するため名簿から大量の当選者が出るというわけだ。一方、小選挙区で大量当選を出したAに対しては、リストからの配分を少なくして比例代表得票とのアンバランスを是正している。

「私の知らなかった日本」のはずだったのに、いつの間にか「スコットランドFAQ」に脱線してしまった。ちなみにスコットランド議会は地方自治議会であって国会ではないため在外投票権を設定していないので、私は現在スコットランド議会選挙でも投票権がありません・・・(涙)。

それでは皆さん、日曜日にはちゃんと投票に行ってくださいねー。

もうすぐ5月も終わりですねえ。

日本のいちごの季節もそろそろ終わり近く・・・。
私、知る人ぞ知るいちご好きです。他にも好きな果物はたくさんあるけど、ひとつ選べと言われたら迷わずいちご。といってもいちご味の加工品はそんなに好きじゃなく、あくまでも生果だけ。スーパーに行けば必ずいちごを買います。たとえまだ家に残ってるパックがあっても、「たくさんあるならある分だけ食べる」という方針で買っちゃいます。

うちの近所のスーパーで見かけるいちごというと、1がとちおとめ、2があまおう、3がさがほのかというところでしょうか。いちばん好きなのはあまおう。「甘王」7日と思ったら、「かい、るい、おきい、まい」の頭文字を並べて命名したんだそうで。でも酸味が少なくて甘い実はやっぱり「甘王」だよね。でも最近は近所のスーパーではあまおうは見かけなくなり、とちおとめだけになってしまいました。福岡ではもう収穫終了なんでしょうか?

とちおとめもあまおうも、去年に日本に来た時に初めて知った品種です。
以前はいちごというと女峰というイメージがあったんですが、戻ってから見たことありません。とよのかというのもあったよね?「東の女峰、西のとよのか」と言われていたそうで・・・。とちおとめはこの2つを交配した種なのだそうです。

ところで日本ではいちごって昔から冬~春の果物だったっけ?
私にはいちごというのは夏の果物のイメージがあるんですが、それはヨーロッパの話で日本の蒸し暑い夏にはいちごは収穫できないのかな?
イギリスではいちごはほぼ1年を通してスーパーの店頭に並びますが、ほとんどは輸入物です。真冬はアメリカ産、あとはスペイン産。英国産のいちごが買えるのは夏だけで、特にスコットランド産のいちごは8月の短い期間だけしか出てきませんが、やっぱりこのスコットランド産がいちばんおいしくて、毎年楽しみに待ったものです。あまおうとは違って、小粒で酸味もかなりあるけど、いちごらしい味のするいちごでした。

ではこれからスーパーにいちご買いに(って、いちごだけじゃないけど)行ってきます。

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