HBOS Takeover: Bank of Scotland brand ‘to stay’ – 看板は残っても

http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/scotland/7766585.stm

ここのところブログの更新をサボっていたので、スコットランドニュースの紹介も遅れていてすみません。

前回紹介した、「Labour defy odds in Glenrothes ・・・もうひとつの選挙」というニュースでも、米国発世界金融危機のスコットランドに対する影響について触れましたが、もうひとつ金融危機絡みのニュースとしてスコットランドを騒がせているのがこれ、HBOS買収の話です。

“HBOS” と聞いても「何それ?」という人が多いのではないかと思いますが、フルネームは Halifax Bank of Scotland。300年以上の歴史を持つスコットランドの老舗銀行であり、スコットランドの3つの紙幣発券銀行のひとつとして、スコットランドに行ったことがある人にはなじみの深い Bank of Scotland (スコットランド銀行)と、住宅金融の英国最大手である Halifax が2001年に合併することで誕生した金融グループです。

グループ設立以来、お得な金融商品を数々打ち出して市場シェア拡大に努めてきたHBOSですが、そのための資金繰りの多くを銀行間貸付に頼っていたようです。そのため、リーマン・ブラザーズの破綻に始まる世界金融危機で銀行間貸付が氷河期に入ると一気に資金繰り問題が顕在化し、株価が暴落、「次の犠牲はHBOSか」と言われる状況となりました。

そこへ助け舟を出したのが Lloyds TSB。 Lloyds (ロイズ、ただし保険のロイズとは無関係)とTSBという2つの銀行が1995年に合併して誕生した銀行で、英国大手銀行のひとつです。この買収が成立すれば Lloyds TSB は個人口座・住宅ローンの英国市場シェア4分の1を占める巨大銀行になるため独占禁止法抵触が懸念され、またスコットランドを代表する銀行の買収には大口株主などからも強い反発の声が上がりましたが、買収による救済を受け入れなければ、HBOSにとって残る存続手段は国営化しかないという状況下で、政府はこの買収案を支持。このまま行けば、来年初めには買収が成立しそうです。

Lloyds TSBは今回「Bank of Scotland というブランドはそのまま維持しながら経営統合を進める方針」と発表。現在HBOSは Bank of Scotland と Halifax という2つのブランドを併用していますが、買収後の改編では、スコットランド内では Halifax 及び Lloyds TSB のブランド使用をやめて Bank of Scotland ブランドに統一するとのこと。イングランド・ウェールズではHalifaxとLloyds TSBのブランドを併用するとしています。

従って、買収後も Bank of Scotland という伝統ある名前が消えることはありませんが、Bank of Scotland と Lloyds TSB 両方の支店がある町は多く、今後支店の閉店・統合が進むことは必至。さらに本社機能の統合(エディンバラにある Bank of Scotland 本社が、買収後は Lloyds TSB のスコットランドグループ本社になるとのことです)もあわせ、スコットランドではかなりの規模の解雇が行われることは避けられず、今後の影響が懸念されています。

1 Response to “HBOS Takeover: Bank of Scotland brand ‘to stay’ – 看板は残っても”


  1. 1 THE STAR 08/12/08 at 12:59 am

    先月から、株式投資を始めましたが、今、不況だからこそ、チャンス!!
    小額投資で大金を得られるかも!?

    外国の株式投資魅力的も考えています。


Leave a Reply